東京2025世界陸上の開幕まで1か月となった13日、東京スカイツリー®のライティングセレモニーが行われた。

イベントに参加した大会スペシャルアンバサダーの織田裕二さん(57)は、大会メインカラーの「江戸紫」にライトアップされた東京スカイツリーを前にし「嬉しいですね、東京世界陸上がいよいよという感じがしてきて」と笑顔。小池百合子東京都知事は「9日間東京が熱気と興奮に包まれる。満員の国立競技場で息を呑むスピードや力強さ、人間の力の限界に挑むアスリートたちの姿を目の当たりにできることが本当に楽しみ」と、大会への期待を述べた。

「江戸紫」色にライトアップされた東京スカイツリー

今大会は「こどもに夢を届ける大会」をミッションに掲げていて、都内の子どもたちの無料招待や、国立競技場のトラックを走る体験を提供するなど様々な取り組みを予定。織田さんは「子どもの頃にあの感受性で見た物は一生残ると思うんですよね。子どもたちに出来るだけ多く見てもらえたら」と呼びかけた。

34年ぶりの東京開催に、「34年に1回といったら次に見られないですからね。僕はこれが最後だという気持ちでいる」と話した織田さん。「いよいよ9月13日から始まります。良い興奮を味わって、2度と味わえない東京での大会だと思っているので、ひとつ残らずこの目に焼き付けたいと思っています。ぜひみなさんも一緒にこの興奮を国立で味わいましょう」と力を込めた。

東京2025世界陸上は9月13日~21日の9日間に渡り開催され、13日午前8時から行われる男女の35km競歩で幕を開ける。

織田さんと小池都知事

【東京2025世界陸上】
期間:9月13日(土)~ 21日(日)
場所: 国立競技場ほか(マラソン、競歩は都内で実施)
参加選手数:約2,000名
参加国・地域数:約200カ国・地域
種目数:49

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