写真・図版
六回裏阪神2死一、二塁、坂本誠志郎の飛球を好捕した遊撃手今宮健太=米田怜央撮影

 プロ野球のSMBC日本シリーズ2025(7回戦制)は28日、第3戦が阪神甲子園球場に舞台を移して行われ、パ・リーグ2連覇のソフトバンクが2―1でセ・リーグを制した阪神に競り勝ち、対戦成績を2勝1敗とした。

 ソフトバンクは四回、山川のソロ本塁打で追いつき、六回に柳町の適時三塁打で勝ち越した。

 ソフトバンクの今宮が今シリーズ初めて「6番・遊撃」で先発出場し、六回2死一、二塁の守備で遊撃後方への飛球をダイビングキャッチ。11年前、同じカードの日本シリーズでも先発出場した34歳のベテランが、一打同点のピンチを美技でしのいだ。

 阪神は四回以降、6イニング連続で得点圏まで走者を進めたが、追加点を奪えなかった。

 阪神は2年ぶり3度目、ソフトバンクは5年ぶり12度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本一をめざす。

 第4戦の予告先発は阪神が高橋遥人、ソフトバンクが大津亮介。

  • 20歳だった今宮健太が決起集会で聞いた言葉 短期決戦の心得とは

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。