大リーグは28日(日本時間29日)、ワールドシリーズ(WS)の第4戦が米ロサンゼルスのドジャースタジアムであり、2年連続でワールドチャンピオンの座を狙うドジャース(ナショナル・リーグ)が、32年ぶり3度目のWS制覇に挑むブルージェイズ(アメリカン・リーグ)と対戦。
大谷翔平は「1番・投手兼指名打者」で先発メンバーに名を連ねた。
試合は三回を終えてブルージェイズが2―1でリード。
ドジャースは二回、E・ヘルナンデスの右犠飛で先制したが、三回にブルージェイズのゲレロの2ランで逆転を許した。
大谷は一回、2死から四球と内野安打で一、二塁のピンチを迎えたが、後続を一飛にきって無失点に抑えた。
二回は三者凡退に封じた。
三回は1死一塁からゲレロに左越えの逆転2ランを浴びた。
大谷は一回、先頭の第1打席で四球を選んだ。
三回、先頭の第2打席は空振り三振。
WSは7回戦制で4戦先勝方式。第3戦までの対戦成績はドジャースの2勝1敗。
第1戦はブルージェイズ打線がつながり、ドジャースは4―11で逆転負けした。ドジャースの大谷は4打数1安打2打点で、WSでは2009年の松井秀喜(ヤンキース)以来、日本選手2人目となる本塁打を記録した。
第2戦はドジャースの先発・山本由伸が、四回以降は走者を1人も許さず、9回を4安打、8奪三振、1失点と好投。WSで日本選手初の完投勝利を記録した。
第3戦は延長十八回にフリーマンがサヨナラ本塁打を放ち、6時間半を超える総力戦の末に、ドジャースが6―5でブルージェイズを下した。大谷は4打数4安打で2本塁打。4打席連続で申告敬遠される場面もあった。
WSは第5戦(日本時間30日)まで、ドジャースの本拠ロサンゼルスが舞台。
第6、7戦(日本時間11月1、2日)がある場合はトロントで試合が行われる。
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