メジャーリーグ選手会は現地時間29日(日本時間30日)、選手間投票により選出される各賞の受賞者を発表した。ドジャースの大谷翔平(31)は両リーグを通じて1人選出される“年間最優秀選手”の候補にノミネートされていたが、2021年以来の受賞は叶わず。今季60本塁打を放ったC.ローリー(28、マリナーズ)が受賞した。

また、昨年受賞した“ナ・リーグ最優秀野手”(アウトスタンディング・プレイヤー)も選外に。今年は本塁打、打点の2冠に輝いたK.シュワーバー(32、フィリーズ)が選ばれ、ア・リーグ最優秀野手はローリーが獲得し2冠を達成。

今季、大谷は打率.282、55本塁打、102打点、20盗塁、OPSは1.014。打撃3部門(打率、本塁打、打点)のタイトルは逃したが、OPS(長打率+出塁率)、得点など個人スタッツでは上位に位置していた。投手でも8月に復帰し、14試合に先発、1勝1敗、防御率は2.87、62奪三振。

大谷はエンゼルス時代の21年に年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手をW受賞。23年は“ア・リーグ最優秀野手”、ドジャースに移籍した24年も“ナ・リーグ最優秀野手”を獲得しており、どちらとも選外となったのは22年以来となった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。