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【ラ・リーガ】ソシエダ 3−2 アトレティック・クルブ(日本時間11月2日/アノエタ)                       

【映像】「幻のアシスト」の一部始終

 ソシエダに所属する日本代表MFの久保建英が、“幻のアシスト”を見せた。キレのある動きで守備を引き裂きラストパスを通したが、直前のプレーで自身のオフサイドが発覚。ファンたちも落胆した。

 ソシエダは日本時間11月2日、ラ・リーガ第11節でアトレティック・クルブと対戦。怪我明けの久保はベンチスタートとなるも、2ー1とリードして63分にMFゴンサロ・ゲデスとの交代で右のウイングに入った。

 すると66分、久保が違いを見せる。右サイドに開いた久保が相手の最終ラインから飛び出し、MFジョン・ゴロチャテギからのパスを引き出す。そこからカットインして中央へとスライドしながら、逆サイドのMFカルロス・ソレールへと預けてボックス内への侵入を狙った。

 ソレールは右足でダイレクトシュートを狙うと、これをGKウナイ・シモンが弾く。溢れたところにいち早く反応した久保がボールを奪うと、最後はシュートではなく冷静にパスを通し、ゴール前の混戦からMFアルセン・ザハリャンが押し込んだ。

 解説の長谷川アーリアジャスール氏は「冷静ですよね。あそこでシュートを打ちたくなりますが、自分がどういう状況か見えている。ドリブルしながら中に入りながら、そしてゴール前に詰めているのも素晴らしい。冷静にここでパスを出せるのは、チームが勝つために何をするべきかわかっている」と絶賛。

 するとSNSのファンたちも「タケ素晴らしい!」「まずゴール前に詰める動きが最高」「あそこで奪って冷静な折り返しだったな」「シュート打てそうだったけど、より確実な選択!素晴らしい」とこちらも大興奮となった。

 しかし久保がゴロチャテギからボールを受けた位置についてVARが介入。検証の結果オフサイドとなりノーゴールの判定に。するとファンたちは「えっ?オフサイド」「あー確かに怪しかったもんなー」「タケまたもアシストならず」「呪われてるんか?」と残念がる声で溢れた。

 なお試合はその後両チームともに1点ずつを加え、ソシエダが3ー2でバスクダービーに勝利した。 (ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)

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