オリンピック™2大会連続金メダルの橋本大輝(24、日本生命/セントラルスポーツ)が3日、都内でスポーツ教室を開催した。

第一部では、子どもたちにマット運動と跳び箱を指導した橋本。マット運動では生演技を披露し、子どもたちから歓声を浴びた。第二部では、環境問題を考え学ぶ「サステナワークショップ」を行い、交流を深めた。

指導を行う橋本選手

イベントを終え、橋本は「子どもたちが楽しんで積極的に取り組んでもらって本当に楽しかったですし、僕も面白く楽しく体操教室をやらせてもらいました」と振り返った。子どもたちに一番伝えたかったことは「目を背けないこと。目の前にある課題に目を背けずにやっていくこと、そして目の前にあることをしっかりと達成していくことを大切にしてましたし、あとは楽しく継続できることも伝えていけたんじゃないかなと思いました」。

19日から行われていた体操の世界選手権(インドネシア・ジャカルタ)では、男子個人総合決勝で3連覇を果たした橋本。今後の目標は、「いますごくいい調子でやってこれてるので、油断せずに自分の体操をたくさん見てもらえる人が増えたらなと思いますし、一人でも多くの人の心を動かせたら。普段の自分の行動が先の未来を作ると思うので、普段の練習から先のことを考えてやっていきたい」と話した。

■橋本大輝(はしもと・だいき)
2001年8月7日生まれ、23歳。千葉県出身、船橋市立船橋高〜順天堂大〜セントラルスポーツ。2021年に東京五輪で個人総合と種目別鉄棒の2冠を達成。2024年、パリ五輪では右手指のけがの影響で個人種目はメダルを逃したが、団体総合金メダルに大きく貢献した。

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