■侍ジャパン強化合宿1日目(6日、宮崎)
侍ジャパンが15日から始まるラグザス侍ジャパンシリーズ2025日本vs韓国に向けて6日、宮崎・ひなたサンマリンスタジアムで強化合宿を行った。
強化合宿初日を迎え、岡本和真(29、巨人)と追加招集された佐々木泰(22、広島)を除く25選手が集合。ウォーミングアップの時には森下翔太(25、阪神)に村林一輝(28、楽天)が積極的に話しかけ、小園海斗(25、広島)、野村勇(28、ソフトバンク)、坂本誠志郎(31、阪神)が笑顔で会話するなど交流を深めた。
ブルペンでは韓国戦から導入されるピッチコム(投手と捕手間でサインの伝達に使われる電子機器)を若月健矢(30、オリックス)、中村悠平(35、ヤクルト)などキャッチャー陣が使い方と付ける場所、使用の仕方などレクチャーを受ける姿も。井端弘和監督(50)など首脳陣も使い方を聞いた。
この日、ブルペンに入ったのは平良海馬(25、西武)、受けるのは坂本誠志郎(31、阪神)、坂本は左腕にピッチコムを付けて操作を行った。初めてのピッチコムでボタンの場所を確認しながらの操作となったが、ピッチング終了後は長い時間、平良と話し込んだ。
間近で使用する姿を確認していた井端監督は「すんなりとはいかないんですけど、あのやり方だったりとか、少しでも慣れればっていうところが最大のテーマかな」と口にして「使い方だったりっていうところでは、自分も聞いてたんすけど、非常にキャッチャーに負担が慣れるまでかかるのかなっていうところではとにかく4人キャッチャーいますけど、みんなに慣れて欲しいなと思ってます」と語った。
メジャーではピッチコムを内野手も装着しているが、牧秀悟(27、DeNA)は「実戦形式はやってないんでわかんないですけど、キャッチャーの方とかに聞いたときはやっぱ意外と時間がなかったり、守備側のときも、少し焦るじゃないかな」と話した。
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