広島ドラゴンフライズは東地区2位で2敗しかしていない昨季の王者宇都宮をホームに迎え満員の観客を前に意地を見せ、1勝をもぎ取りました。
今シーズン唯一のグリーンアリーナでのカード。連日6千人前後の観客がチームを後押ししましたが、土曜日のゲーム1は宇都宮伝統のディフェンスになすすべなく完敗を喫します。
しかし、日曜日のゲーム2。ドラゴンフライズは広島出身の三谷がディフェンスでチームを引っ張ります。

序盤、コンディション不良から復帰した伊藤が鋭くゴール下に走りレイアップシュートを決めて存在感を示します。
更にスティールを決めてスミスの速攻に繋げるなど前半は2点差まで追い上げて折り返します。
後半に入るとスミスが爆発、まずは3ポイントを決めます。更に華麗なステップのレイアップを次々と決め、このクォーターだけで11点を奪います。
そして、エバンスから晴山へ、グリーンアリーナ初の3ポイントで勝ち越しに成功します。
前日の敗戦からディフェンスへの意識が改善し、リバウンド数でも宇都宮を圧倒します。
第4クォーターに入るとメイヨ、コーバーン、エバンスの攻撃力が炸裂。今シーズン最高の6千100人あまりの観客を背に終わって見れば27点の大差を付けて完勝しました。シーズンベストの35得点を挙げてマンオブザマッチに輝いたクリストファー・スミス。

「しっかり基本に戻ってシンプルに行こうという話をして自分たちのバスケができた試合でした」

晴山ケビン「やっとみなさんの前で3ポイントを見せることができて一番僕がホッとしています。ドラフラー勝ちじゃけー、ありがとうございました」
西地区4位に踏みとどまった広島ドラゴンフライズ。今週水曜日はホームでシーホーク三河。週末はアウェイで仙台89ERS戦。このあと、Bリーグは2週間のバイウィーク、中断期間に入ります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。