プロ野球で守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が12日、発表された。

 セ・リーグは村上頌樹、佐藤輝明、森下翔太(以上、神)、泉口友汰(巨)の4選手が初選出。パ・リーグは伊藤大海(日)、ネビン、西川愛也(以上、西)、牧原大成(ソ)、村林一輝(楽)、紅林弘太郎(オ)の6選手が初の受賞となった。パでの6選手初受賞は、リーグ最多タイ。

 球団別では、両リーグ最多の7人が選ればれた阪神は、2024年の中日(6人)のリーグ最多記録を更新した。

 DeNAからは3年ぶりに選ばれず、ヤクルトは3年連続で受賞を逃した。パでは唯一、ロッテから選出がなかった。

 パの遊撃手票が競った。紅林(オ)が、昨年まで7年連続受賞でリーグ最多受賞記録に並ぶ源田壮亮(西)を5票差で抑えた。

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 紅林は球団の遊撃手では前身の阪急時代、1987年に弓岡敬二郎が選ばれて以来、38年ぶりの受賞を果たした。

 伊藤は日本ハムの投手では、08年のダルビッシュ有以来の選出。近本光司(神)の5年連続選出は、球団の外野手では96~00年の新庄以来となった。

 投票は取材歴5年以上の記者によるもので、有効投票数はセが269、パが227だった。

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