東京・日比谷公園で行われたオリエンテーリングの男女スプリント。手前は辻悠佳

 日本初開催の聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」は15日、開会式に先立ち、東京都心の日比谷公園でオリエンテーリングの男女スプリントが行われた。五輪やパラリンピックにはないがデフリンピックで実施されている競技で、日本は6選手が出場。男子で日本勢最高の10位となった小嶋太郎(東京都庁)は「走っている間は友達や仲間が応援してくれてすごくうれしかった。さらに技術を磨いてもっと上に行きたい」と笑顔だった。

 オリエンテーリングは北欧の軍隊で行われていた訓練が基になって生まれたスポーツで、方位磁石と地図を用いて自然の中に設置されたチェックポイントをたどり、ゴールまでの時間を競う。(共同通信)

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