■スピードスケート ワールドカップ第1戦(日本時間17日、米国・ソルトレークシティー)
来年のミラノ・コルティナオリンピック™に向けてスピードスケートW杯第1戦がアメリカ・ソルトレークで行われた。女子団体追い抜き(チームパシュート)で日本は髙木美帆(31、TOKIOインカラミ)、野明花菜 (20、立教大学)、佐藤綾乃(28、ANA)が2分52秒13で2シーズンぶりの優勝を果たした。
女子パシュートで日本は最終組に登場、同走するのは昨季W杯3戦全勝のオランダ、日本は序盤から髙木が先頭で引っ張り、一糸乱れぬスケーティングでオランダについていった。終盤でオランダにリードを許したが、残り2周でオランダの最後尾がついていけなくなり、徐々に隊列から離れていった。日本は最後まで隊列を崩さずに滑り切り、2分52秒13をマーク、2023年12月以来、2シーズンぶりの優勝となった。
女子500mではF.コク(25、オランダ)が36秒09と驚異的なタイムで世界新記録をマーク、12年前の2013年11月17日にイ サンファ(韓国)が出した36秒36を同じ日、同じ会場で更新した。この女子500mの世界記録はオリンピック正式種目における世界記録として最も長期間破られなかった。
男子500mでは森重航(25、オカモトグループ)が33秒94の自己ベストをマークして7位、日本記録を持つ新濱立也(29、高崎健康福祉大職)は15位だった。
【最終日 結果】
■女子500m
4位:吉田雪乃(寿広)37秒06
20位: 北原伊織 (大東文化大学)38秒11
■男子500m
7位:森重航(オカモトグループ)33秒94
15位:新濱立也(高崎健大)34秒30
19位:廣瀬勇太 (高崎健大)1分01秒17
■女子マススタート
4位:堀川桃香(富士急行) 8分26秒38
6位:佐藤綾乃(ANA) 8分34秒69
■男子マススタート
17位:佐々木翔夢(明治大学) 7分46秒63
■女子パシュート
1位:日本 2分52秒13
■男子パシュート
5位:日本 3分38秒90
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