元世界ボクシング協会(WBA)バンタム級王者の井上拓真(大橋)が18日、横浜市内の所属ジムで、世界ボクシング評議会(WBC)同級王座決定戦(24日・トヨタアリーナ東京)へ向けた練習を公開し「走り込み、スパーリングなどは全てやり切った。体調、メンタルともにベスト。あとは自分のボクシングを淡々とやるだけ」と引き締まった表情で話した。

 元人気キックボクサーで、プロボクシング転向後は7戦全勝の那須川天心(帝拳)と闘う。この日は那須川陣営が視察。井上は「天心に初黒星を付けたい。これが一番のモチベーション」と語った。

 父の真吾トレーナーも「プロになって初めて同じ思い、温度で練習できた。間違いなく最高の仕上がり」と語った。(共同通信)

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