米大リーグのワールドシリーズ(WS)で2連覇を果たしたドジャース監督で、那覇市生まれのデーブ・ロバーツさん(53)の講演会が20日、市内であった。沖縄県内の経営者ら約150人を前にロバーツさんは「昨年WSを制し、今季は選手のモチベーションを維持するのが非常に難しいシーズンだった」と振り返った。
チームマネジメントや沖縄への思いについて語る米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督=20日、那覇市・沖縄ハーバービューホテル
幼い頃、夏休みのたびに母の故郷・那覇を訪れ、祖父母とビールの空き瓶を集めるため市内を回ったというエピソードも披露。「ビールを飲むようになって毎回、祖父との思い出が呼び起こされる」と懐かしんだ。
夏の甲子園で県勢15年ぶりの優勝を果たした沖縄尚学高校にも触れ、「皆さんの活躍を祝福したい。今後も練習を頑張って、いつかドジャースで活躍してほしい」とエールを送った。
講演会は琉球朝日放送(QAB)開局30周年記念で開かれた。(社会部・滝口信之)
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