■GI・マイルチャンピオンシップ（23日、京都競馬場・芝1600ｍ外）
東京大学法学部卒のTBS篠原梨菜アナウンサー（29）が、GI・マイルチャンピオンシップをデータをもとにズバリ予想。春のマイルGI・安田記念と並ぶ、秋のマイル王を決める一戦。スプリンターズステークス（1200ｍ）や天皇賞（秋）（2000ｍ）といった別距離で戦っていた馬や、クラシック路線を戦った3歳馬の参戦もあり、毎年多彩なメンバーが揃う。今年のマイルチャンピオンシップは、連覇を狙うソウルラッシュと今年の安田記念を制し、春秋マイルGI制覇に王手をかけたジャンタルマンタルなど、全18頭が激突する。
本命馬：⑨エルトンバローズ（牡5）西村淳也
篠原アナ：
マイルチャンピオンシップはリピーター（過去にマイルチャンピオンシップで好走した経験のある馬）が強い、そして距離短縮組（前走が1600mより長い距離のレースだった馬）が強いというデータがあります。そしてエルトンバローズは、昨年2着だったんですが、その時と同じ「中京記念（GIII）」、「毎日王冠（GII）」、「マイルチャンピオンシップ（GI）」という同じローテーションで参戦します。さらに、関西馬が2022年から3連勝中で、ここまでのキャリア4勝は、すべて西村淳也騎手とのタッグです。
注目馬：⑮ジャンタルマンタル（牡4）川田将雅
篠原アナ：
色々な記録に王手をかけています。まずは、史上初となるJRA混合芝マイルGIの完全制覇がかかってます。2023年に朝日杯フューチュリティステークスを勝っていて、2024年にNHKマイルカップ、そして2025年に安田記念を勝っています。今年、安田記念を勝っているということは、同じ年の春秋マイルGI制覇にも王手をかけています。春の安田記念、秋のマイルチャンピオンシップを同じ年に制した馬というのは史上8頭いるので、ジャンタルマンタルが9頭目になるかというところです。そして、少しサイン馬券っぽい話をしますと、日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」をご覧いただいていますでしょうか。実はジャンタルマンタルのひいおじいちゃんが、「”ロイヤル”アンセム」という名前の馬なんです。もちろん、実力としても格は一つ抜けてるかなというところで、申し分ありません。
※あくまで個人の予想です。
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