大相撲九州場所(福岡国際センター)千秋楽の23日、東横綱大の里(25)=二所ノ関部屋=が日本相撲協会に休場を届け出た。
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師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)は「肩鎖関節を痛めた。安青錦戦(13日目)の立ち合いみたい。今朝、稽古場で体を動かしてみたが、本人とも話して無理はさせず休ませることにした。千秋楽の休場なので大変申し訳ない」とコメントした。場所後の巡業についても「休場の方向です」とした。
大の里は西横綱豊昇龍、関脇安青錦と11勝3敗の首位で並んでおり、千秋楽は結びで豊昇龍との一番が組まれていた。前日の14日目は大関琴桜に敗れ、取組後は珍しく顔をしかめていた。
優勝争いは豊昇龍と安青錦の2人に絞られた。豊昇龍は不戦勝となり、安青錦が琴桜に本割で負ければその時点で優勝が決まる。安青錦が勝った場合は、優勝決定戦が行われる。
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