プロ野球・巨人の田中将大投手(37)が25日、今季より6千万円減の1億円(推定)で契約を更改した。

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 9月に日米通算200勝を達成した右腕は、来季に向けて「リーグ優勝して、日本一になりたい」と目標を語った。

 楽天から巨人に移籍した今季は4月3日の中日戦に先発し、加入後初勝利を挙げた。しかしその後2試合は打ち込まれ、5月上旬から8月上旬まで2軍で調整を続けた。8月21日のヤクルト戦で約4カ月ぶりの白星を手にし、日米通算199勝とした。そして9月30日の中日戦で日米通算200勝を達成した。巨人での1年目は、登板10試合で3勝4敗、防御率5.00だった。

 減俸となったが、球団からは、夏場の投手陣が苦しい時期に先発ローテーションで投げたことは評価されたという。

 個人では偉大な記録にたどりついた一方で、昨年リーグ優勝したチームは、3位に沈んだ。

 低迷した一因は先発投手陣が不安定だったことだ。2桁勝利を挙げたのは、11勝の山崎伊織だけだった。

 田中将は「(先発ローテーション入りへ)競争に勝っていかないといけないので、いい投球ができる下地をつくっていけたら」と話した。

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