バレーボール女子の世界選手権は出場する32チームが4チームずつ8つの組に分かれて予選リーグを戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進みます。
4大会ぶりのメダル獲得を目指す世界ランキング5位の日本は23日夜、予選リーグの初戦で世界44位のカメルーンと対戦しました。
日本は8月に19歳になった秋本美空選手や、21歳の北窓絢音選手など代表経験の浅い選手を起用しましたが、序盤はサーブレシーブが乱れるなど流れをつかめず、1対6とリードされる展開になりました。
それでもキャプテン、石川真佑選手のサーブや鋭いスパイク、さらに秋本選手の強烈なスパイクなどでポイントを重ねて中盤以降に逆転し25対21で取りました。
続く第2セットは関菜々巳選手の3連続サービスエースで流れをつかむと、秋本選手と北窓選手が要所でスパイクを決めて25対17で奪い、第3セットも25対19で取りました。
日本はセットカウント3対0のストレート勝ちで初戦を白星で飾りました。
この試合、秋本選手が両チームトップの18得点をあげる活躍を見せました。
日本は予選リーグで25日は世界17位のウクライナ、27日は大会2連覇中で世界9位のセルビアと対戦します。
石川「立て直すことができた」
キャプテンの石川真佑選手は「出だしは硬さがあってあまり良くなかったが立て直すことができた。きょうのようになると苦しい展開が続くので、次の試合はやるべきことに集中していきたい」と話していました。
また第1セットの序盤、追いかける展開の中で決めたサービスエースについては「ほかの選手のミスが続いていたので、流れを変えようと思っていた」と振り返りました。
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