今年のドラフトで9人を指名したカープ。その中で唯一の高校生がドラフト6位の西川篤夢(にしかわ・あつむ)内野手です。184cmの大型ショートの魅力を探りに三重県伊賀市へ向かいました。

「忍者市」を宣言をしている町にあるのが神村学園高等部伊賀。鹿児島にある神村学園が前身の学校の引き継ぐ形で2017年に通信制高校として開校しました。

野球部の創部は2020年。歴史は浅いですがこの秋、西川選手がカープから指名を受け、学校初のプロ野球選手が誕生することになりました。

西川篤夢
「あまり前に出て(人を)笑わせるタイプではないんですけど、僕は笑顔が持ち味なので、チームメイトを笑顔にさせて…キャプテンもしていたのでチームをまとめることは得意です」

35人の部員をまとめていた西川キャプテンについてチームの仲間にリサーチすると…

【チームメートの声】
「高校入ったときからバネが違っていた。ピョン!ピョン!で、一塁についているくらい(笑)」
「バスケットボールでもゴール下が強い!」
「アウトになっているセーフティ(バント)みたことない!」
「守備のスピード感や送球の正確さは『もう忍者やろ』っていうぐらいのえぐさを感じます」

西川篤夢
「本当に忍者に憧れてましたし、広島の忍者といったら菊池さん。僕は伊賀出身なので本当の忍者になりたいなというふうに思います」

赤い忍者・菊池涼介選手への憧れはグローブにも詰まっていました!

西川篤夢
「いまちょっと汚いですけど型付けを菊池(涼介)選手を参考にしてやったので…早く見せたいです」「『ここ(人差し指の先のヒモ)を緩めて…ここ(手のひらからグラブの先)でトスする』って言っていて参考にさせてもらっています。むちゃくちゃ使いやすいです」

また早くからプロを意識したという左打ちの西川選手。高校2年の時から木製バットで練習に取り組んできました。

西川篤夢
「ミート力を生かし2ストライクからでもヒットを打ったりフォアボールになったりするのが持ち味だと思うので…三振も少ないかな」

神村学園伊賀“初“のプロ野球になれた要因はどこにあったのか?

通信制の神村学園伊賀は昼過ぎから野球部の活動が可能。加えて多くの自主練習の時間もあり、その環境こそ西川選手のポテンシャルを開花させました。

西川篤夢
「ここのチームは基本的に自主練が多いので自分でやっていかないと伸びない。逆にそれが自分に合っていて自分との時間がとても増えたのでここ(神村学園伊賀)を選んで本当に良かったと思っています」

また入学からの3年間で体重が15キロ増えたという西川選手。その裏にあったのが…母が手作りしてくれたおにぎり。多い日には補食として4つ食べていたそうです。実家暮らしの西川選手。家族のサポートもプロ入りには欠かせませんでした。
<高校入学時180cm・62kg⇒現在184cm77kg>

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