プロ野球の現役ドラフトが9日におこなわれカープの大道温貴がヤクルトへ移籍することが決まりました。
大道はプロ5年目の26歳。青森・八戸学院大学から2020年秋のドラフトで3位指名を受けカープへ入団しました。同期の栗林、森浦とともに即戦力投手として期待され1年目から4勝をマークすると、3年目にはキレのあるストレートとカットボールを武器にリリーフの火消し役として活躍。キャリアハイとなる48試合に登板し10ホールド防御率2点台を残しました。
ただ去年は1軍で4試合の登板。今シーズンもわずか1試合にとどまっていました。
【1軍通算 80試合 7勝 6敗 10ホールド 防御率4.28】
甘いマスクでファンからも人気だったカープ大道温貴
大道本人は「広島東洋カープでの 5 年間は大変お世話になりました。この 5 年間で得た経験はどれも自分の今後の人生に大きく役立つものばかりです。CS をはじめ緊迫した場面でマウンドに立たせていただいたことは、貴重で本当に大きな経験となりました。その経験を今後は東京ヤクルトスワローズでも存分に生かしていきたいと思っています。これからもご声援のほど、よろしくお願いいたします。」
現役でドラフトでカープからヤクルトへ移籍するのは昨年の矢崎拓也に続き2年連続です。
一方でことしの現役ドラフトでカープは東北楽天ゴールデンイーグルスの辰見鴻之介を指名。
今季1軍出場はありませんでしたが、俊足の右打ちの内野手でイースタンリーグでは今季31盗塁をマークし盗塁王に輝いている25歳です。
辰見鴻之介
「あるかなと思っていたので、驚きはありませんでした。3年間、たくさん応援していただいた東北のファンの皆さんには感謝しかありません。一軍で活躍する姿をお見せできなかったのが本当に悔しいです。次の場所で活躍することが皆さんへの恩返しになると思うので、広島に行っても応援してください」
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