【サンドラを観られなかった全国のドラ友と共有したい番組のコト】

CBCテレビ「サンデードラゴンズ」(毎週日曜日12時54分から東海エリアで生放送)をみたコラム

このコラム(?)は「サンドラ」を観られなかった全国のドラ友に話したい!との思いから番組の内容を綴る、竜党のみなさんに向けた、竜党による、竜党のためのコラム(?)である。

12月7日の放送回はドラゴンズ藤嶋健人投手がスタジオ生出演。リードをしている場面や同点の場面、さらにはビハインドの場面でもリリーフのマウンドに上がり“ブルペンの便利屋”として4年連続50試合登板を達成。プロ9年目の今季は5月27日の東京ヤクルトスワローズ戦で通算300試合登板に到達した。選手会長として初めて過ごしたシーズンを「忙しくもありつつ充実感のある一年でした」と胸を張った2025年の自己採点とともに来季に掲げる目標を宣言した出演の模様を共有したい。

藤嶋健人の2025年を振り返る

「シーズン終盤でCSに出られるか出られないかという緊張感のある中で試合をできていることが本当に光栄ですし。1試合1試合負けられない試合が続くので、任されたところは責任を持って精一杯頑張りたいと思います」とシーズン終盤に充実感に満ち溢れていた藤嶋投手は今季も様々な試合展開でマウンドを託されてきた。

まさに竜が誇る“ブルペンの便利屋”として、その真骨頂を見せたのが7月11日の広島東洋カープ戦。9回1点リードの場面は実に2年ぶりとなるセーブシチュエーションだったが見事にチームを勝利に導いた。

守護神の松山晋也投手が疲労骨折で離脱し、代役の清水達也投手も登板過多を考慮されての抜擢。この試合後の井上一樹監督が「(清水の)次に心臓に毛が生えているのは誰かと、そこで藤嶋をというなかで。堂々と良い仕事をしてくれましたね」と讃えていた。結果としてチームのクライマックスシリーズ進出は叶わなかったものの、藤嶋投手は60試合に登板して防御率3.25。23ホールドはキャリアハイをマークした。

「来年は優勝しか目指しません」

さらにその活躍はグラウンドの外でも。今年から就任した選手会長としてチームの環境づくりにも一役買っていたと明かしたのは藤嶋投手より6歳年上の福敬登投手。「行動力が段違い。仮眠室やバット乾燥機もそうですし、選手の中で議題にあがったことを熱いうちに(球団)代表と共有している。(自分が)会社建てたとしたらドラ1で呼びたいですね」と認めていた。

プレイヤーとして、さらには選手会長としてもチームを支える便利屋・藤嶋が契約更改後の会見できっぱりと言い切った目標は二文字。「来年は優勝しか目指しません。周りには『何を言っているんだ』と思う方もいるかもしれませんけど、それでも優勝しか目指さない。そういう強い気持ちを持ってやっていきたい」と力強く宣言していた。

次の章ではドラゴンズファンから寄せられた項目について、「大変良くできた」、「良くできた」、「もう少し頑張りたい」の3段階で藤嶋投手が自己採点。野球のことからプライベートまで幅広いテーマで語られた。

藤嶋健人が2025年を自己採点

―選手会長としての働き
藤嶋投手:「良くできた」。自分のこと以外をやるのが選手会長の仕事で、出来ないこともあったので。来シーズンやりたいこととしては、チームを勢いづかせるような、鼓舞するような発言がもっとできたらいいなと思っています。そう思ったきっかけは、昨年横浜DeNAベイスターズが日本一になったときに選手主導でミーティングをやって勝っていったので。そういうのが今年できなかったので、できるようになったらいいと思っています

―便利屋としてのチームへの貢献度
藤嶋投手:「良くできた」。任されたところで少しは自分の仕事ができたかなと思うんですけど、防御率の数字が昨年より上がってしまったので。そこがもうちょっと良くなったら、もっと信頼して使ってもらえる。追い込んでからだったり、勝負どころで相手に点を与えないようなピッチングができたらなと思っています

―打たれた時の心の切り替え
藤嶋投手:「大変良くできた」。正直、(打たれた次の)試合までは切り替えられていないので引きずっていますね。抑えるまでは切り替えられていないんですけど、そういう(引きずった)状況でもしっかりマウンドに立てていたと思います

―ガッツポーズ&雄たけび
藤嶋投手:「大変良くできた」。ガッツポーズは嬉しいんで自然に出ちゃうんですけど。出さないほうが良いと言われることもあるんですけど、自分はそうじゃないと思うので

―筋トレの成果
藤嶋投手:「大変良くできた」。今年は減量したんですけど、筋トレも頑張って減量できたので「大変良くできた」かなと。減量した理由はここ数年ケガが多かったので身体への負担を減らすためでしたね

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