大相撲の冬巡業は19日、神奈川県小田原市で行われ、新大関安青錦は朝稽古で相撲は取らず、入念な四股やぶつかり稽古で汗を流した。この日も群を抜く注目度で、ウクライナ出身で21歳の新鋭は「皆さんの歓声が今までと違う。大関になれたと実感している」と地位の重みをかみしめた。

 今回の巡業で相撲を取る稽古を行ったのは一度だけで、体づくりに重点を置いているという。冬巡業は21日まで行われ、初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の番付発表が22日に控える。「ぶつかり稽古は毎日やっているし、体重も減っていない」と語った。

 11月の九州場所で2度目の技能賞を獲得した義ノ富士は、朝稽古で関脇王鵬らと6番取った。(共同通信)

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