大相撲の冬巡業は20日、東京都町田市で行われ、大関琴桜はぶつかり稽古で胸を出すなどして調整した。今年は2桁勝利が一度もなく、秋場所では右膝を負傷。「勉強、反省の一年。上に上がるために、自分の経験の一つとしたい」と来年の奮起を期した。

 初めて綱とりに挑んだ初場所で5勝10敗に終わり、豊昇龍と大の里に横綱昇進で先を越された。ウクライナ出身で21歳の安青錦もスピード出世で大関に上がってきたが「停滞したとは思っていない。ためる期間」とあくまで前向きに語る。

 先月19日に28歳となった大関は「1年間成績が悪かったからといって、諦める理由にはならない。自分はまだこれからだ」と語気を強めた。(共同通信)

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