日本相撲協会の財団設立100周年を記念した展示会が25日まで、国技館大広間で開かれている。豊昇龍、大の里の現役横綱、往年の名横綱らの化粧まわしなどが展示されている。

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 会場には午前中から多くの相撲ファンが足を運んだ。横綱の三つぞろいの化粧まわしは計36組が並んでいる。横綱の純白の綱も計19本飾られている。「史上最強」と言われた雷電為右衛門(らいでんためえもん)(1767~1825)の道中羽織や、双葉山(1912~68)の断髪まげなども展示されている。

 これに先立つ23日、日本相撲協会は財団法人化100周年を記念する式典を国技館で開催した。

 幕内力士や協会員と招待客の計約800人が出席。八角理事長(元横綱北勝海)は式辞で「我々は大相撲の神事性や伝統文化性、様式美を今の姿のまま守り続けるため、次の100年に向けてさらなる精進を重ねて参ります」と述べた。

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