■バスケットボール 全国高校選手権・女子決勝 大阪薫英女学院 66ー61 桜花学園 (28日、東京体育館)
高校バスケの年末恒例『ウインターカップ』の女子決勝が行われ、大阪薫英女学院(大阪)が、インターハイ優勝の桜花学園(愛知)を66ー61でを下し、大会初優勝を成し遂げた。
準決勝、インターハイ女王の桜花学園は77ー71八雲学園(東京)に勝利し、4年ぶりとなる決勝進出を決めた。大阪薫英女学院はウインターカップ3連覇中の京都精華学園(京都)を80ー71で破り、2018年以来7年ぶりの決勝進出を決めた。
名門・桜花学園と初優勝を目指す大阪薫英女学院による高校日本一決定戦。第1クォーター(Q)は、両チーム一進一退の攻防が続き、24-20と桜花学園の4点リードで終えた。第2Qに入ると、桜花学園の2年生、竹内みやのドライブからのシュートや勝部璃子の狙いすましたシュートも決まるなど、44-35とリードを広げて前半を終えた。
第3Qに入ると、徐々に大阪薫英がペースを握り、エースの三輪美良々(3年)がゴールを奪い、ペースを握る。中盤以降も大阪薫英が3連続ポイントを決めるなど、51-54と3点差に詰め寄り、最終第4Qに突入した。
第4Q開始早々、大阪薫英の三輪がシュートを決め、54-54の同点に追いつく。その後、両チーム一歩も引かない戦いを見せ、残り5分を切った所で59-59の同点。息詰まる攻防の末、大阪薫英が先にポイントを奪い61-59とリード。さらに速攻からの連続得点で63-59とリードを広げる。残り20秒を切って桜花学園にシュートを決められ61-63と2点差に詰め寄られたが、残り7秒でフリースローを2本決めた大阪薫英が逃げ切り、大会初優勝を成し遂げた。
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