■第34回全日本高等学校女子サッカー選手権大会2回戦 十文字 - 日本航空山梨(30日、神戸・三木総合防災公園 陸上競技場)
未来のなでしこたちが高校女子ナンバーワンを目指す『高校女子サッカー』の2回戦が行われ、東京代表の十文字が山梨代表の日本航空山梨にPk戦の末、前回大会に続き2回戦で姿を消した。
これまでの9地域代表制から、初めて全都道府県から代表校が出場することになった今大会。参加チームは前回の32チームから52チームに大幅に増えた。
2回戦からの出場となった4大会連続18回目の出場の十文字は試合開始5分、コーナーキックからのボールを日本航空山梨が弾き、そのこぼれ球をUー17日本女子代表の根鈴花李(2年)が右足で叩きこみ先制した。
さらに19分にはキャプテン本多桃華(3年)がコーナーキックからのボールを直接、頭で決め2-0とリードを広げた。しかしその3分後に日本航空山梨の佐藤愛真(3年)のシュートをキーパーがキャッチできず1点を返された。
前半を十文字が2ー1と1点リードで折り返した後半。日本航空山梨・片岡さら(3年)の約40mのロングシュートがキーパーの頭上を越え、ゴールマウスへ吸い込まれ2ー2の同点とされた。試合で決着がつかずPK戦へ突入。先攻の十文字が7人目でバーに当たり外すと、日本航空山梨がしっかり決めきり勝利、3回戦に駒を進めた。十文字は2大会続けて2回戦敗退となった。
決勝は1月11日に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で7大会ぶりに開催される。
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