第105回全国高校ラグビー大会は大阪・東大阪市花園ラグビー場で3回戦8試合があり、3連覇をめざす桐蔭学園(神奈川第1)などシード7校が勝ち進んだ。唯一、ノーシードの東海大大阪仰星(大阪第1)は接戦の末、28―24で大分東明を破った。東海大相模(神奈川第2)は33―17で筑紫(福岡第2)を破り、50大会ぶりのベスト8入り。東福岡(福岡第1)は、初出場の慶応志木(埼玉第2)を破った。

 試合後、準々決勝(3日)の組み合わせ抽選があり、午前10時半から東福岡―東海大相模、同11時55分から京都成章―御所実(奈良)、午後1時20分から大阪桐蔭(大阪第3)―国学院栃木、同2時45分から東海大大阪仰星―桐蔭学園の各カードとなった。

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劣勢から4連続トライ、東海大相模に落ち着き

 東海大相模は劣勢でも落ち着いていた。攻守に波に乗れず、後半5分で7―17だった。しかし、FW中村悠稜(3年)は「1対1の勝負では勝っていた。落ち着いてボールを持って、継続してアタックしようと切り替えた」。 疲れが見え始めた筑紫を攻め、モールで押し込むなど4連続トライを奪った。中村も逆転の1本を含む2トライを挙げた。

 勝ちたい理由もあった。1学年上のOB笹川祐さん(東海大1年)の存在だ。高1の試合中に大けがで車いす生活になった笹川さんは、大学でアナリストを務める傍ら、後輩たちにも助言をくれる。中村は「勝ち進むことが先輩への恩返し」と語った。

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