サッカーのJ3福島ユナイテッドFCに加入する元日本代表の三浦知良(58)が9日、東京都内で記者会見を開き、「入団が決まって興奮している。チャレンジできることを楽しみにしている」と語った。所属するJ2横浜FCから6月30日までの期限付き移籍で、10日にチームに合流する。

 昨年までアマチュアリーグのJFLでプレーしてきたカズがJリーグの舞台に戻るのは、当時J1だった横浜FCでプレーした2021年シーズン以来、5年ぶりとなる。

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 2月には59歳となるカズは、恒例の自主トレーニングを年末年始を含めて約1カ月間、重ねてきた。

 レベルの上がる移籍については、「不安要素があったのは確か。でも、計1カ月のキャンプで体力的にも前向きに進めた手応えもある。J3で戦うのは大変だと思うが、成長して試合に出て、チームの勝利のために活躍できたらいい。いまは、希望の方が大きくなっている」と笑顔で語った。

 ただ、「体の仕上がりを何パーセントと表現するのは難しい。チームの練習に加われる準備はできたといえる状態です」とも話した。

 FWとして数字の目標を問われると、「その前に試合に出ないといけない。でも、ゴールを取るイメージをもっておきたい」。

 プロ41年目を迎えるにあたり、「シーズン開幕に向けて考えているのは毎年同じ。1分、1秒でも多くピッチに立ちたい。それだけです」と、衰えることのないプレーへの意欲を示した。

復興支援マッチでカズダンス「自分の中でも印象に」

 移籍する福島は3月で、東日本大震災から15年を迎える。その2011年に大阪であった復興支援のチャリティーマッチで得点してカズダンスを披露したことはいまも語りぐさだ。

 本人も「あのゴールは自分の中でも印象に残るもの。新たなゴールを福島の皆さんと喜びあえたらいいな、と思う」と感慨深げに話した。

 Jリーグはシーズン移行に伴い、2月から特別大会となる「百年構想リーグ」が始まる。

 会見に同席したクラブの小山淳CEOは「試合への準備や精神性など、カズさんのプロフェッショナリズムがチームの成長を促してくれると期待している」と語った。

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