母国ポーランドでは最後となるW杯で、観客とタッチを交わすカミル・ストッフ=ザコパネ(共同)

 英雄の飛躍に満員の観客は大歓声を送った。ノルディックスキー・ジャンプ男子で冬季五輪2連覇の実績を持ち、今季で引退するカミル・ストッフ(38)が11日、母国ポーランドでは最後のワールドカップ(W杯)となるザコパネ大会に出場。42位に終わったが「飛距離は問題じゃない。ここで皆にさよならを言えたことは一生の思い出になった」と感慨に浸った。

 同国のナブロツキ大統領も試合を観戦。大勢のファンは大雪が舞う中でも表彰式後の式典を待ち、応援歌を大合唱した。

 2014年ソチ五輪では葛西紀明(土屋ホーム)としのぎを削り、個人2冠。18年平昌五輪で個人ラージヒルを連覇した。W杯では個人総合優勝に2度輝き、史上4位の39勝を挙げた。小林陵侑(チームROY)を含めて3人しかいないジャンプ週間4戦全勝も達成している。

 ミラノ・コルティナ五輪では、小林陵がストッフ以来の五輪2大会連続金メダルに挑む。ストッフは「すごく才能がある。どんなことだって可能だろう」と力を認めた。(共同通信)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。