将来的なJリーグ参入を目指す社会人サッカークラブ福山シティFCが新体制を発表しました。ヴィッセル神戸でプレーしたFW藤本憲明ら4人のJ1経験者を含む16人が加入し、悲願のJFL昇格を目指します。

今季のビジョンを語るシティFC岡本 佳大代表(36)

福山シティFC・岡本佳大代表(36)
「いま一度、クラブの強化、チームの強化を再度、見直していこうと。『常勝軍団をつくっていく元年』というふうに位置づけたチーム編成をトップチームではさせていただきました。JFLも1年で突破し、J3のプレーオフに入れるような、そういうチーム作りをしていこうというところで、今シーズンのチーム編成に至りました」

福山シティFCは去年中国サッカーリーグで4連覇を果たすも、その後の全国地域チャンピオンズリーグでは1次ラウンドで敗退(2勝1敗)。4年連続でJFL昇格を逃しました。

元J3ガイナーレ鳥取ヘッドコーチでもある28歳の指揮官・小谷野拓夢監督が感じた課題は・・・

福山シティFC・小谷野拓夢監督(28)
「昨シーズンは(中国)リーグで優勝でき、得点68・失点6という結果。当初は100ゴール、5失点以下という目標を掲げていたので、失点はある程度それに近いものが出せたが得点が68。これは目標とした数値よりもかなり低い結果になった。天皇杯2回戦のアルビレックス新潟との試合も我々の目標だったJクラブ撃破でしたが延長戦までもつれる死闘の末、敗戦という結果になりました。最後、地域チャンピオンズリーグは2勝1敗で予選敗退。どれも惜しいところまで行くものの最後結果がつかめないシーズンだったと振り返っています」

鹿島学園時代には上田綺世ともプレーしていた小谷野拓夢監督(28)

「課題面のひとつが得点力の低さ。2024シーズンの71ゴールに対して、2025シーズンは68ゴールです。単純に決める力がなかった。2つ目の課題が、選手層の薄さです。それを踏まえて、今シーズンはどういったチーム作りをしていくか。とにかく数字にこだわると。特に得点にこだわったシーズンにしていきたいなというふうに思っています」

26人中16人が新加入となる中、新国立競技場で初ゴールを決めた元神戸・FW藤本憲明が移籍!

課題の決定力不足を解消するために福山シティFCが熱心に声をかけて加入となったのが藤本憲明です。Jリーグ通算77ゴールを挙げた点取り屋でヴィッセル神戸時代にはイニエスタともプレーし、天皇杯で新国立競技場第1号の得点を挙げるなど初制覇に貢献。去年はJFLのクラブで19ゴールをマークしリーグ得点王に輝いていました。

J3鹿児島時代やJFLでも得点王の経験を持つFW藤本憲明(36)

新加入FW・藤本憲明(36)
「いわてグルージャ盛岡から来た藤本です。ストロングポイントは、ゴールを取って皆さんを笑顔にすることなので応援よろしくお願いします。実はここだけの話、一度オファーをお断りさせていただいたっていうこともあったんですが、次の日に岡本代表から熱い思いをもう一度ぶつけられたときに、残り少ないサッカー人生の自分の未来を考えたときに、リトル藤本が『福山シティでいいんじゃないか?福山シティに行った方がいいんじゃないか』と語りかけてきたので、岡本代表の掲げるビジョン=(サッカーで)福山市の将来に賛同したいという気持ちになって加入することに決めました。4年連続(JFL)昇格を逃しているというのは何かが足らなかった。その「何か」というのが『ボクだ』と信じてやってきたい

藤本も含めてJ1経験者が4人加入。さらに元キャプテンや福山出身のJリーガも再び福山シティFCへ

藤本の他にも、元清水のDF監物拓歩(けんもつ・たくむ)、元湘南のMF河野諒祐(かわの・りょうすけ)、元ガンバ大阪FW髙木彰人といったJ1経験者や、過去に福山シティFCに在籍していたときのキャプテン・DF松岡憧と福山出身MF曽我大地(J3鳥取から移籍)ら計16人が加わりました。

小谷野拓夢監督と福山デニムを身にまとった新加入のメンバー

また新たなユニホームも発表し、かつてFCバルセロナでマラドーナさんも袖を通したブランド「MEYBA」に変更。悲願のJFL昇格を目指します。

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