静岡県富士宮市で2月8日に開かれる予定だった「富士宮駅伝競走大会」の中止が決まった。衆院選の投開票日と重なり、市職員などスタッフの確保や交通規制、警備などの両立が難しくなったため。
市が20日、発表した。大会は、名勝「白糸の滝」が全国観光百選に選ばれたのを機に1951年に始まった。76回目となる今回は、中央大や駒沢大など箱根駅伝の優勝経験がある強豪から中学・高校・実業団や同好会まで204チームが出場予定だった。
白糸の滝や富士山本宮浅間大社、狩宿の下馬ザクラなどの名所をめぐるコースは、標高差が370メートルある厳しさ。全国の市民駅伝の草分けとして知られ、過去には宗茂さん、宗猛さん、谷口浩美さんら名ランナーも出場した。市は「選挙は民主主義の根幹をなす重要な機会。誠に不本意ながら大会中止を決定した。次回に向け一層、尽力していく」としている。
同市スポーツ振興課によると、高市早苗首相が衆院を解散する意向と報じられて以降、実行委員会が実施できるか検討してきたが、難しいと判断したという。
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