「勝つことだけでなく感謝を大切に」。全国屈指の強豪岐阜女子高校バスケットボール部の教えに迫ります。
去年12月。日本一を目指して戦った冬の全国大会、ウィンターカップ。歩んできた道のりで学んだのは「感謝の思い」でした。
岐阜県岐南町にある岐阜女子高校・バスケットボール部。これまで5度の全国制覇を誇る強豪校です。

練習の半分以上を費やすのが…徹底的なディフェンス
その岐阜女子で指揮を執るのは、今年で指導歴49年目、安江満夫監督(72)。特に力を入れて指導しているのは…
(安江監督)
「オフェンスが攻めようとしている時にディフェンスの姿勢が大切。このエリアを逸脱して手を出すとディフェンスが成功しているのに笛が鳴ってしまう。できるだけ間を詰めて、悪いパスをさせればいい」

練習の半分以上を費やしての徹底的なディフェンス。この教えで岐阜女子を全国屈指の強豪校へと育て上げました。
(安江監督)
「2点取ることも、2点守ることも同じ価値。いくら練習しても到達できない部分がある、オフェンスの場合は。ディフェンス力は上達していく。うまくできなくても教えてできる」

「バスケットボールに学びなさい」
ディフェンスはどんな選手でも頑張れば成長できる。だからこそ教え甲斐があると安江監督は言います。
そして、何よりも大切にしている考えがあります。
(安江監督)
「バスケットボールだけ学んではだめ。バスケットボールに学びなさい。よく子どもたちに言うのは『環境に感謝しなさいよ』って」

毎日お世話になっている寮へ、感謝の掃除。
(安江監督)
「知らない人が応援したくなるようなチームにしていきたい。それが『バスケットボールに学ぶ』ということの一番大事なところ」
エースを襲った悲劇「もう終わった」
日々環境への感謝を指導している安江監督。その教えを体現している選手がいます。3年生でチームの司令塔でもある、小松美羽選手。

(小松選手)
「普通じゃありえない方向に膝が入って。脱臼するような感覚。もう倒れこんじゃって動けなかった」
左ひざの前十字靭帯断裂。復帰まで8か月以上かかると言われる大ケガです。

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