
東京デフリンピックは、4年に1度開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会でことし11月15日から日本で初めて東京都を中心に開かれます。
大会にあわせて国内外から多くの選手や観客が訪れることから東京都は聴覚障害がある人をもてなす取り組みを進めています。
都によりますと、都営地下鉄の一部の駅では駅員とのスムーズなやりとりができるように多言語を翻訳・表示できるディスプレイやタブレットの設置が進められています。
また、大会が行われる11月には都立の公園や動物園などで手話通訳のガイドが配置されるほか、国際手話の通訳がついた園内を紹介する動画が制作される予定です。
このほか、東京メトロやJRでもスマホやディスプレイを活用したサービスの導入を進めていて、都は各事業者と協力して受け入れ体制を整えていく方針です。
東京都大会事業推進課は「多様な手段を活用し、きこえない、きこえにくい方へのおもてなしを展開し、大会後も共生社会への実現につなげていきたい」と話しています。

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