
国際統括団体のワールド・ボクシング(WB)が9月の世界選手権(英国)で女子部門への出場選手に性別確認のための遺伝子検査を義務化したことを受け、日本ボクシング連盟は28日、東京都内で記者会見を開き、日本女子代表の検査完了を発表した。個人情報保護の観点から結果は公表しないが、5人全員が予定通りに出発するという。
WBからの通達は7月21日で、日本連盟は国立スポーツ科学センターと連携して実施。結果によっては精神的ダメージを負うリスクを説明し、選手の同意を得た。WBが情報管理や選手のケアについて具体的に言及しておらず、医師でもある仲間達也会長は「プロセスが不透明」と苦言を呈した。(共同通信)
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