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スノーボード男子ビッグエアの表彰式を終え、笑顔を見せる金メダルの木村葵来(左)と銀メダルの木俣椋真=関田航撮影

 (7日、ミラノ・コルティナ冬季オリンピック〈五輪〉スノーボード男子ビッグエア)

 金か銀か。メダルの色を決める逆転を狙った6回転ジャンプは、わずかに着地が乱れた。

  • ビッグエア木俣椋真が大切にする写真 鼻血出してつかんだ「初の…」

 「決まったと思ったけど、残念」

 木俣椋真(ヤマゼン)は悔しそうに唇をかんだ。

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男子ビッグエア決勝、1本目の演技を終えて喜ぶ木俣椋真=関田航撮影

 五輪初出場の23歳は2回目を終えてトップに立った。だが、最終滑走者として迎えるラストの3回目の直前で、木村に追い抜かれた。

 再逆転を狙って仕掛けた大技はしかし、決まらなかった。それでも銀メダルを首にかけた表情は晴れやかだった。

 「最後に練習でもやったことのない大技に挑戦できた。楽しかった」

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男子ビッグエア決勝、木俣椋真の1本目の演技=関田航撮影

 4年前の北京五輪は選考レースの最後の大会で転倒し、あと一歩で代表を逃した。今回も苦しんだが、昨年の世界選手権で優勝して逆転。五輪切符をつかみ取った。

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スノーボード男子ビッグエアの表彰式で、銅メダルの中国の蘇翊鳴(右)と記念撮影をして、笑顔を見せる金メダルの木村葵来(中央)と銀メダルの木俣椋真=関田航撮影

 頂点は逃したが、確かな充実感がある。「何度も競技を引退しようと思うことがあった。諦めずにやってきて本当によかった。満足」。そう言って隣にいた木村の金メダルをちらっと見ると、思わず本音も。

 「うらやましい。ちょっと触らせて」

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