ミラノ・コルティナオリンピック™ スキー ジャンプ混合団体(日本時間11日、プレダッツォ・ジャンプ競技場)

スキージャンプの混合団体が日本時間11日に行われ、日本は銅メダルを獲得した。1回目を終えて首位・スロベニアと9.7点差の2位につけた日本。勝負の2回目でも、4人全員が安定したジャンプを見せ、同種目初の表彰台入りを果たした。

男女2人ずつの4人で行われる混合団体。日本の1人目は、8日の女子個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した丸山希(27、北野建設)。2人目は、北京五輪の金メダリスト・小林陵侑(29、TEAM ROY)。3人目は、2018年平昌五輪銅メダルの髙梨沙羅(29、クラレ)。4人目に、10日の男子個人ノーマルヒルで銅メダルを獲得した二階堂蓮(24、日本ビール)という、”全員メダリスト”の強力布陣で臨んだ。

髙梨沙羅(29、クラレ)は、22年北京大会の混合団体では「スーツの規定違反」で髙梨の1回目の記録が無効となり、日本は4位となった。混合団体のメダルを逃し涙を流した髙梨が、4度目の大舞台で見事なジャンプを見せリベンジを果たした。

12チームで行われた1回目。丸山は97mを飛び、118.9点でスロベニア、オーストリアに続き3位につけた。2人目の小林は100m超えのジャンプを見せたものの、合計252.2点で日本は5位に後退。日本の3人目は髙梨。K点にあと1.5mに迫る96.5mを飛び、スロベニア、ノルウェーに続いて、再び3位に浮上した。日本のアンカー・二階堂はプレッシャーのかかる場面で103mのビッグジャンプを見せた。トップのスロベニアと9.7点差の2位で2回目に進んだ。

メダルの色が決まる勝負の2回目。日本は丸山が97.5mのジャンプで、スロベニア、ノルウェーに続き3位につける。2人目の小林は98.5mを飛び、2位に浮上したが、首位のスロベニアとは20.7点の差がついた。3人目の髙梨は97mのジャンプを見せて3位に後退。それでも4人目の二階堂が、プレッシャーを跳ねのけ101mのジャンプを見せて3位をキープし、銅メダルを獲得した。金メダルに輝いたのはスロベニア。見事連覇を果たした。

1番手を務めた丸山は「チームのみんなに助けてもらってこうしてまた銅メダルを獲得することができてすごく嬉しい」と喜んだ。2番手の小林は「すごくうれしいし感慨深いです。みんなそれぞれ4年間やってきて、難しい状態だったんですけど、その中でいいパフォーマンスができて、満足しています」と表情をほころばせた。

3番手で臨んだ髙梨は「自分のジャンプができたのも自分だけの力ではなくて本当に周りの人たちの支えがあってこの舞台に立たせて頂いた。そこでメダルを取らせて頂けて本当に感動しました」と思いの丈を述べた。4年越しのリベンジ達成に「あのときに一緒に飛んでくれた(伊藤)有希さんや(佐藤)幸椰さんと取ることができなかったメダルを、今こうして自分もこの舞台に立たせて頂けて、取ることはできたんですけれども、ずっと応援し続けてくれる有希さんだったり、幸椰さんのおかげで今ここに立たせてもらえてるので。自分の取ったメダルではないとは思うんですけど、本当にたくさんの方々の力があって取れたメダルです」と、4年前のメンバーにも思いを馳せた。

アンカーを務めた二階堂は「前回大会は本当に各国、悔しい思いをしてたと思いますから、そういった意味では、今日のメンバーから考えるとメダルを取れて良かったんじゃないかなと思います」と、安堵の表情を見せた。

【スキージャンプ混合団体 結果】
金 スロベニア 1069.2点
銀 ノルウェー 1038.3点
銅 日本    1034.0点

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