プロ野球中日の中田翔内野手(36)が、今季限りで現役を引退することが分かった。15日に引退会見を開く予定。
中田は広島県出身。大阪桐蔭高時代に通算87本塁打を放った。2007年の高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。14、16、20年に打点のタイトルを獲得するなど長打力のある打撃で活躍した。16年は自身最多の110打点を挙げ、チームの10年ぶりとなる日本一に貢献した。
21年シーズン途中に巨人に移籍し、23年までプレーした。契約期間内だったが、残りの契約を終了できる選択権を行使して自由契約となり、当時の立浪和義監督の誘いもあり中日に移籍した。
持病の腰痛に苦しみ、移籍1年目の24年は62試合の出場にとどまった。開幕スタメンで迎えた今季も5月に腰痛が悪化。ここまでは出場25試合で、打率1割6分1厘、2本塁打だった。
プロ18年間の主な通算成績は、打率2割4分8厘、309本塁打、1087打点。打点王3度のほか、ベストナイン、ゴールデングラブ賞をそれぞれ5度受賞している。
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