■ミラノ・コルティナオリンピック™ フィギュアスケート・女子シングル(日本時間20日、ミラノ・アイススケートアリーナ)

女子シングルのフリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)2位、今季限りで引退を表明している坂本花織(25・シスメックス)は逆転の金メダルは叶わず。合計224.90点で銀メダルで最後の五輪を終えた。

SP首位の中井亜美(17、TOKIOインカラミ)は219.16点の銅メダル。五輪女子シングルでの“W表彰台”は日本史上初。中井は北京五輪銀メダル、鍵山優真の18歳9か月の記録を塗り替え、フィギュア界日本史上最年少のメダリストに。SP4位の千葉百音(20、木下グループ)は自己ベストの合計217.88点の4位入賞で初めての五輪を終えた。

五輪最後のリンクに立った坂本は、最終グループの5番手で登場。直前でアリサ・リウ(アメリカ)が圧巻の演技。重圧の中、冒頭のダブルアクセル、3回転フリップを落ち着いて決めると、3回転ルッツからのコンビネーションで流れに乗った。中盤のステップシークエンスでは、『愛の讃歌』の情熱的な曲調に合わせ、体を大きく使って表現。スピードを活かして高さのある3回転サルコウを降りると、後半最初の3回転フリップで少しバランスを崩し、3回転トウループはつけられず。団体戦では失敗してしまったダブルアクセルからの3連続ジャンプを見事に決めると、ラストの3回転ループも成功。最後は雄大なスピンで締めくくり、観客は大歓声。ノーミスとはならず、少し悔しそうな表情をみせた坂本は、中野コーチのもとに向かうと思わず涙を流した。

【女子シングル結果(合計点)】
金)アリサ・リウ(米国)226.79点
銀)坂本花織 224.90点
銅)中井亜美 219.16点
4)千葉百音 217.88点

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