女子ダブルス準々決勝を突破した志田千陽(右)、松山奈未組=パリ(共同)

 銅メダルに輝いたパリ五輪と同じ体育館で29日、シダマツの志田千陽、松山奈未組が再び歓喜の時を迎えた。韓国の難敵にストレート勝ちし、世界選手権では初メダルを確保。過去3大会連続ではね返されてきた鬼門の準々決勝を突破し、松山は「やっと壁を越えられた。率直にうれしい」と白い歯をみせた。

 不規則に吹く空調の風に戸惑い、第1ゲームの立ち上がりは劣勢だった。しかし、志田は「松山の状態は良かったので、自分さえ立て直せば大丈夫だと思った」。7―12から5連続得点で追いつき、突き放した。第2ゲームは持ち味の連続攻撃で、中盤から差を広げた。志田は「シダマツとして100点」と笑った。3位決定戦がないため、銅メダル以上が確定した。

 初めて組んだのは2014年のジュニア日本代表合宿。松山はパリ五輪の銅メダルでやりきった思いが強くなり、さらに高みを目指す志田とペアを続けることに遠慮を感じたという。ことし2月から話し合い、最後の舞台に世界選手権を選んだ。志田は「まだ満足できない。ここまできたら金メダルしかない」と話した。(共同通信)

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