(26日、侍ジャパン名古屋遠征練習日)
真打ちの登場だ。
午後3時過ぎ。「JAPAN」のユニホームをまとった大谷翔平(ドジャース)がベンチ裏から飛び出すと、カメラのレンズが一斉に同じ方向を向いた。
大谷が動けば、カメラマン、記者が動く。テレビのワイドショーでは生中継されるほど。どこか仰々しい中でも、当の本人は前回大会でチームメートだった宮城大弥(オリックス)や近藤健介(ソフトバンク)らと談笑するなどリラックスした表情。初選出の坂本誠志郎(阪神)と交流する姿も見られた。
鈴木誠也(カブス)と会見した大谷は「僕らは少し遅れてやってきたので、まずは(チームに)溶け込むことが大事かなと思う」と話した。
前回大会は投打の「二刀流」で世界一に貢献した。この日の練習では高城ブルペン捕手を相手に強度の高いキャッチボールを行っていたが、今回は指名打者として打者に専念する方向だ。
「そこ(打者専念)は決まっていることではあるので。そこに全力を尽くしたいですし、チームに貢献できる機会があることに感謝したい」
3年前にこの場所であった試合前練習で、外野席に軽々と打球を放り込む姿に観客、チームメートらは釘付けになった。
27、28日にある中日との壮行試合はMLBの規定で大リーグ組は出場できない。ただ、観客は大谷のスイングを心待ちにしているだろう。
グラウンドでの打撃練習に登場する可能性を問われた大谷は言った。
「やりたいなと、もちろん思っています。明日の状態を見て、いけそうだったらやりたいです」
さっそく、豪快な「ショータイム」が見られるかもしれない。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。