■東京マラソン2026(1日、東京都庁~東京駅前・行幸通り、42.195㎞)
東京マラソンが行われ、昨年12月のバレンシアマラソンで2時間4分55秒の日本新記録を樹立した大迫傑(34、LI-NING)が2時間5分59秒(速報値)、日本勢トップの12位、フィニッシュ。41kmまで鈴木健吾(30、横浜市陸協)と新旧日本記録保持者の勝負となったが、大迫が41km付近で仕掛けてトップに立つとそのままゴールした。
32年ぶりの日本開催となる愛知・名古屋2026アジア大会とロサンゼルス2028オリンピック競技大会の日本代表選考レース(MGC)の出場もかかる東京マラソン。日本記録保持者の大迫、前日本記録保持者の鈴木健吾(30、横浜市陸協)の対決、初マラソンで途中まで日本記録ペースの快走も途中棄権と苦渋を舐めた太田、そして、3年連続箱根5区を走った“山の名探偵”工藤慎作(早稲田大3年)と注目選手が目白押しとなった。
気温11℃、風速3m/sと暖かいコンディションとなった。最初の1kmは2分57秒、大迫は太田の後ろに付き、その前に鈴木、近藤と注目選手が集まり、先頭集団の真ん中でレース展開を伺っていた。5kmまでは橋本龍一(28、プレス工業)が飛び出す感じでレースが動き始めた。
15kmでも橋本が単独走、強豪の海外勢が約130m離れて第2集団、そして、大迫、鈴木、太田など日本選手を含めた第2集団は橋本を1分以上の差となった。20km付近でも大迫は第2集団の中団でペースをキープ、後半勝負の準備をしていた。
ハーフ地点を過ぎると、日本選手第2集団が動き始め、近藤がペースを上げると、大迫はしっかり反応して付いて行った。27km付近でここまで先頭を走ってきた橋本が強豪の海外勢に吸収された。
大迫は30kmの給水で完璧なコース取りでスペシャルドリンクを取ると、隣を走っている鈴木にドリンクを渡すシーンも見られた。31km過ぎに鈴木が抜け出すと、ついに橋本を捉えて抜き去った。ここで大迫は追わずにペースをキープした。
大迫は34km付近で鈴木を捉えたが、近藤、工藤と大迫をマークしてピタリと付いてきていた。すると大迫は35kmのスペシャルドリンクをしっかり補給すると、36kmでペースを上げ、日本選手トップに立ってレースを引っ張り始めると、工藤、そして、近藤が遅れ始めた。大迫に付いていったのが、鈴木。新旧日本記録保持者の勝負となった。
40km付近で鈴木が2度目のスパート、大迫の前に出たが、大迫は表情を変えず冷静に鈴木の後ろに付いた。すると41kmで大迫が仕掛けて前に出た。鈴木は苦しい表情を浮かべてついて行けなかった。大迫は2時間5分59秒の日本勢トップの12でフィニッシュ。鈴木は2時間6分09秒でのゴールとなった。
【東京マラソン 結果】
優勝)T.タケレ 2時間03分37秒
2位)G.トロイティチ 2時間03分37秒
3位)A.ムティソ 2時間03分38秒
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12位)大迫傑 2時間05分59秒
13位)鈴木健吾 2時間06分09秒 ※MGC出場権獲得
15位)市山翼 2時間06分59秒 ※MGC出場権獲得
17位)近藤亮太 2時間07分06秒 ※MGC出場権獲得
20位)工藤慎作 2時間07分34秒 ※MGC出場権獲得
26位)藤村共広 2時間08分49秒 ※MGC出場権獲得
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