ミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケートペアで金メダルに輝き、団体でも銀メダルを獲得した、愛称「りくりゅう」の三浦璃来(りく)選手(24)が2日、出身地の兵庫県宝塚市役所を訪れ、偉業達成を報告した。
三浦選手は、同市立の宝塚小学校、御殿山中学校を卒業。向陽台高校(大阪府)、中京大学(愛知県)に進んだ。両親は現在も宝塚市在住だという。
この日、三浦選手は、集まった市職員や市議ら約100人の拍手で出迎えられた。市長室で、森臨太郎市長から花束を受け取って懇談。森市長は「三浦選手は、私たち22万人の市民の宝であり、誇りです」とたたえた。
その後の記者会見で、三浦選手は「宝塚市民として、オリンピックでメダルを取れたことを心からうれしく思う」と話した。
実家では、三浦選手が小学生の時にスケートリンクの近くで拾った猫を飼っている。帰宅すると玄関で出迎えてくれたという。両親にメダルを見せ、「この20年間、支えてくれてありがとう」と感謝した。「面と向かってお礼を言うのは恥ずかしかったけど、今回、言葉を伝えることができて良かった」
時差ボケがひどくて夕方5時から寝ているというが、宝塚駅が好きで、帰宅した次の日、駅前のショッピングセンター「ソリオ」を1人で散策した時、実家に戻ってきたと実感したという。
街を歩いていると、「応援しています」と声をかけられた。「地元のみなさまの温かいご声援のおかげで滑りきることができ、メダルを取ることができた。ありがたいなと思った」
小学生の時には、精神力を鍛えるために、空手も習い、「心身ともに強くなったと思う」。宝塚歌劇については「フィギュアスケートと演技の部分で重なる。シーズンオフに行ける日があれば、ぜひ一度見てみたい」と話した。小学生の時、チケットが配られて観劇できる日があったが、試合の日と重なり、見られなかったという。
4年前に市役所を訪れた時は、次の五輪ではメダル争いに食い込みたいと話していた。「失敗もあったけど、つらい食事管理や毎日のトレーニングを乗り越えてきたので、それを信じて挑むことができた。日々の積み重ねに感謝です」と振り返った。
将来は、ペアを組む木原龍一選手と一緒に指導者になりたいという。「最初は私自身が地方に出向いてトライアウト(才能発掘)したいと思っている」との考えも示した。
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