アルペンのジャパンパラの男子大回転立位で滑走する小池岳太=2月、長野県上田市
不足する遠征費をクラウドファンディング(CF)や借金でまかない、6大会連続の出場にこぎ着けた。ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックのアルペンスキーに臨む小池岳太(43)。これまでの最高成績は9位で「負けっ放しでは終われない」。国際大会を単身転戦する「武者修行」で鍛えた心技体で、夢の表彰台を目指す。
「最後の挑戦にぜひ力を貸してください! 夢を共に!」。今大会の出場権を懸ける海外での試合を控えた2024年11月、CFで支援を呼びかけた。資金不足で渡航が難しかったためで、2カ月弱で122人から計約300万円が集まった。
大学生の時のオートバイ事故で左腕にまひが残り、競技を始めた。保険金や所属先の支援で活動費をまかない、06年のトリノ大会からパラに出場。だが成績不振や渡航費の高騰もあって自己負担が増えた。借金も約200万円に膨らむ中、頼みの綱にしたのがCFだった。
CFのページには活動費の内訳をつまびらかに書き込んだ。支援によって欧州での世界選手権などに参加でき、25年末に日本代表に内定した。(共同通信)
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