「高校野球女子選抜」とイチロー(51、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が率いる野球チーム「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」のエキシビションマッチが31日にバンテリンドーム ナゴヤで開催される。

本番を翌日に控えた30日、イチローは「おー、久しぶりだね。何年ぶりかな」と昔を思い出しながらドームに姿を現した。今回で5度目となるエキシビションマッチは、22年から3年連続で東京ドームでの開催だったが、バンテリンドームは今回が初。久々のバンテリンドームでの試合に臨むイチローは「広っ!距離感が全然違うね東京ドームとは」と改めて広さを痛感し、マウンドに向かうと「(東京Dと高さ)同じなんだ。高く感じるね」とその雰囲気などを確かめた。

今年は特別ゲストとして昨年に引き続き松井秀喜(51)、松坂大輔(44)が出場するほか、今年は松井稼頭央(49)が初参戦。この日は松井稼も練習に参加し、KOBE CHIBENのメンバーとともに汗を流した。

いつもの気合の入った声出しからベースランニングなどウォーミングアップを行い、着替えて再びグラウンドへ。女子選抜チームと合同で守備練習を行い、女子選手たちの動きの良さに、イチローも頷きながら見守っていた。

フリー打撃では、51歳のイチローが広いドームにもかかわらず“柵越え”を放つと、女子選手たちも思わず拍手。負けじと松井稼頭央も打球がスタンドに入ると「よっしゃー!」とガッツポーズをみせた。

最後は試合前の整列を確認。松井稼はひと足先に練習を切り上げ、イチローは本番に向けてピッチング練習などを行い、この日の練習を終えた。

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