3月19日(木)に開幕する第98回選抜高校野球大会。14日(土)、15日(日)には、出場32校による甲子園練習が行われて、球児たちが憧れの聖地に足を踏み入れました。

【神村学園】鋭い打球にも鍛え抜かれた素早い反応

 14日、最初に登場した近江、昨年に続く選抜出場を果たした東洋大姫路といった近畿勢が落ち着いた雰囲気で練習を行う中で、ひと際きびきびとした動きを見せていたのが神村学園(鹿児島)

 練習の様子を見ていた近江・多賀章仁前監督が、「どのチームよりも強い打球での守備練習を行っている」と話したように、鋭い打球にも全員が鍛え抜かれた素早い反応をみせていました。

【横浜】打撃練習では優勝候補の凄みを感じさせる迫力

 その神村学園と対戦するのが、センバツ連覇を狙う横浜(神奈川)。こちらは緊張感のなかにもミスのない守備練習をこなすと、打撃練習では鋭い打球を連発して優勝候補の凄みを感じさせる迫力を醸し出していました。

横浜・織田翔希投手

 前回大会優勝の原動力となった横浜のエース・織田翔希投手は「甲子園練習は、自分のことよりも甲子園に初めて来たメンバーがいい練習をできるようにチームに意識を向けていました。トレーナーの方やたくさんの方に支援していただいて体の状態としては万全な状況です。一戦必勝でまずは初戦、しっかりと準備をして一人一人対バッターで戦っていきたいと思います」と、連覇への決意を示していました。

【沖縄尚学】注目の投手2人 冬を越えて“成長した姿”

 翌日、その横浜に並ぶ優勝候補、昨年夏の選手権大会を制覇した沖縄尚学が登場。こちらは、全国制覇の原動力となった2人の投手、末吉良丞投手新垣有絃投手が、冬を越えて成長した姿を見せていました。

 新垣投手は「甲子園は寒いです」といいながらも、「冬の間のトレーニングで体重が3キロほど増えました。体幹を鍛えることでボールの威力も増したと思うので任された試合はしっかりと投げ切りたい」と話していました。

【帝京】迫力満点のスイングも 16年ぶりに晴れの舞台へ

 その沖縄尚学と開会式直後の大会1日目の第1試合で対戦するのが、16年ぶりに晴れの舞台に戻ってきた帝京(東京)。猛打で東京大会を勝ち抜いてきただけに甲子園でも打撃練習が中心。背番号13番をつけた、立石陽嵩選手が、いきなり弾丸ライナーでスタンドに放り込むなど各選手が迫力満点のスイングを披露していました。

 指名打者制の導入もあって、大会ではスターティングメンバーでの起用が予想される立石選手は、「試合ではないですが、憧れの舞台でホームランを打てて気持ちよかった。冬にバッティングを重点的に取り組んできたのでパワーアップした手ごたえがある。相手は昨夏の優勝チームだが、チャレンジャーという気持ちで立ち向かっていきたい」と本番に向けて闘志を燃やしていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。