高梨選手は、国際大会などで世界を転戦する中、地球温暖化により各地で雪不足が進んでいることを目の当たりにして自然環境を守る取り組みに力を入れています。

競技などでゆかりのある山形市の蔵王ではおととしからゴミ拾いの活動も行っていてこの一環として30日は、山形県の職員や地元の高校生などとともに、蔵王連峰の冬のシンボルとなっている「樹氷」を守る活動に参加しました。

山形県によりますと、「樹氷」を形づくるアオモリトドマツの木は、温暖化で増えたガの幼虫の食害などの影響で山頂付近で立ち枯れる被害が深刻化していて、まず高梨選手は、山の中腹で自生している20センチ程度の小さなアオモリトドマツの木を採取しました。

このあとロープウエーで標高およそ1600メートルの枯れた木が並んでいる場所まで採取した木を運び、ほかの参加者たちと一緒に土を掘って植える作業を行いました。

高梨選手は「木がひどく枯れているのを見てショックを受けて、守っていかなければいけないと思った。小さなことかもしれないが、この輪を広げて後世につなげたい。自然の中で競技をさせてもらっている立場なので、それを胸にいろいろな活動をやっていきたい」と話していました。

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