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3月17日(日本時間)に行われた準決勝は、ベネズエラがイタリアに4−2で逆転勝利し、初の決勝進出。一方、一次ラウンドでアメリカを破るなど快進撃を見せたイタリアは惜しくも敗退となった。

この一戦について、元メジャーリーガーの齋藤隆氏が「先頭打者への四球が勝敗を分けた」と分析した。

「試合中盤までは五分」イタリアの健闘を評価

齋藤氏は試合を振り返り、「ここまでイタリアの健闘が非常に目立っていた。今日の試合も中盤まではベネズエラと五分の戦いだった」と分析した。

侍ジャパン投手陣から8点を奪ったベネズエラ打線を、6回までソロ本塁打の1失点に抑えるなど善戦。
「本当に勝つチャンスがあったと思えるぐらい、いい試合だった」と、イタリアの戦いぶりを高く評価した。

先発したイタリアのA.ノラ投手(32・フィリーズ) この記事の写真は9枚

「2アウトから点になる」連打を生んだ流れ

1−2で迎えた7回、ベネズエラは先頭のG.トーレス選手(29・タイガース)が四球で出塁。

その後、二者連続三振で2アウトと追い込まれる。

しかし、J.チョウリオ選手(22・ブルワーズ)のヒットで、2アウト一塁三塁のチャンスを作ると、R.アクーニャJr.選手(28・ブレーブス)、M.ガルシア選手(26・ロイヤルズ)の連続タイムリーで一気に逆転した。

タイムリーヒットを放つベネズエラのR.アクーニャJr.選手

この場面について齋藤氏は「先頭打者への四球から、イタリアは2アウトまでいくんですけど(ベネズエラの)連打になる。結果的にそこが勝敗を分けたのかなと思います」と語った。

一見、流れが切れやすい2アウトだが、「野球は2アウトから点になりやすい」と強調し、先頭打者の出塁が失点につながったと分析した。

さらに「2アウトになるとピッチャー交代も難しくなる」と言及し、終盤にかけての継投判断の難しさにも触れた。

R.アクーニャJr.選手を迎えるベネズエラ

決勝はアメリカ対ベネズエラ「ロースコアの展開か」

アメリカの主将A.ジャッジ選手(33・ヤンキース)

決勝はアメリカ対ベネズエラに決定した。

齋藤氏は「どちらも実力があるのでミスが点になる」とした上で、「大量得点というよりは2点、3点のゲームになるのではないか」とロースコアの展開を予想した。
また、「勝敗を分けるのは7、8、9回のブルペン陣」と投手力がカギを握るとの見方を示した。

2大会ぶりの王者奪還か、初優勝か。
注目の決勝は3月18日午前9時(日本時間)にプレーボールを迎える。

ベネズエラの牽引するR.アクーニャJr.選手

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