イングランドで行われている15人制ラグビーの女子ワールドカップで、日本はアイルランド、ニュージーランド、スペインと同じ1次リーグのプールCに所属し、上位2チームが決勝トーナメントに進出します。

世界ランキング11位の日本は初戦のアイルランド戦に敗れ、31日は大会3連覇をねらう世界3位のニュージーランドと対戦しました。

日本は開始直後、相手が大きく蹴り出したボールを自陣でキャッチしようとしたフルバックの西村蒼空選手とスタンドオフの大塚朱紗選手が激しく接触し、西村選手が交代するアクシデントに見舞われました。

それでも前半4分、ラインアウトからのモール攻撃で押し上げると右サイドのスペースに素早く展開し、最後はウイングの畑田桜子選手がトライを決めて強豪相手に5点を先制しました。

しかし、日本はニュージーランドの体格を生かした力強い攻撃に対応できず、その後は6つ連続でトライを許して逆転され、5対38と大きくリードされて折り返しました。

日本は後半開始直後の2分、スクラムハーフの津久井萌選手のトライで先に得点をあげ、さらに中盤にも3つ目のトライを奪いましたが最後はニュージーランドに突き放され、19対62で敗れました。

日本は2連敗となり、この時点で敗退が決まりました。

1次リーグの最終戦では同じく2連敗で敗退が決まったスペインと対戦し、大会初勝利を目指します。

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