自転車ロードレースのヴィクトワール広島は先週末、国内最高峰のリーグ、JBCFJプロツアーの地元での開幕戦で見事、優勝を果たしました。

土曜日の地元開幕戦。中央森林公園で行われた広島三原ロードレース。

西村監督「いや、やっと広島大会なのでこの大会で勝つために準備してきたので選手たちは力を発揮してくれると思いますので優勝のみを目指して戦っていきます」

レース3時間前、車内でのミーティング。エースに指名されたのは今シーズン初戦となるエリオット・シュルツ。

シュルツ選手「コンディションは良いよ。よりハードなレースになる方が僕に有利になるよ」

開幕戦で優勝したバーンズがセカンドエースを務めます。6人目の出場選手枠に入ったのは広島出身で高卒ルーキーの中村春太。

西村監督「今日はホントに勝つことが一番重要なので鹿児島大会のようにチーム総合を考えてって言うのは一旦忘れよう」

一人を勝たせるために他のメンバー全員がアシスト役に回ろうという作戦です。

1周12.3キロの起伏の激しいコースを10周=123キロの過酷なレース。ロードレースはチームのため風よけになるなどアシストをする選手も重要です。

2周目の一人の逃げには先頭付近にキンテロがつけ対応。三段坂での逃げの動きには久保田が追走します。

3周目には孫崎キャプテンがハードなレースにするためレースを動かします。
4周目には作戦通り、キンテロが積極的に走り、2人の逃げを作ります。ベネズエラから日本に帰ってきたばかりですが、6周のポイント賞を獲得し、集団に吸収されます。

7周目に入ると調子の良いエースのシュルツが単騎で逃げて30秒以上の差を付けます。が、8周目には集団に戻ります。

西村監督「エリオットが逃げて捕まりましたけど、まだまだ体力ありそうなので、ちゃんと前にも入ってますし」

9周目、先頭集団は19人に絞られますが、三段坂では8人の逃げにシュルツとバーンズが入る理想的な展開に。ファイナルラップ、三段坂で2人となり更に踏み続けて突き放します。

最後は独走でゴールに向かいます。ホーム開幕戦で見事シュルツが優勝を飾り、バーンズが5位、孫崎が11位に入りました。

西村監督「やってくれました。滅茶苦茶嬉しいです。ホントに選手たちを誇りに思います。孫崎の存在はすごく大きくて、エリオット、ルークという選手が思いっきり行けるんですよね。後ろに孫崎がいることで。ホントに最高なチームワークだったなと思います」

日曜日の広島クリテリウムは商工センターを舞台に1・7キロのコースを30周=51キロで争う高速レースです。ランキングトップの証、緑色のジャージを着た孫崎キャプテン。この日はクリテリウムに強い中村圭佑がメンバー入り。

ポーズ・バン前半は主導権争いが激しくどのチームも抜け出すことが出来ず、スピードレースとなりました。最後は集団でのスプリント勝負へ。ヴィクトワールは最周回、先頭でエース孫崎を最後尾にすえ、5人が見事な縦列=トレインを作ります。

最終コーナーはシュルツ、中村、孫崎の順番で通過、最後の追い比べとなりますが、最後の最後で他チームに出し抜かれ孫崎が4位、中村が5位となりました。

孫崎キャプテン「僕の進路が一瞬失われてしまって発射のタイミングが送れてしまったっていうのが、誤算でした。今日も勝ちたかったんですけど、ホントに悔しいですね」

ヴィクトワール広島は地元での連勝はなりませんでしたが、今シーズンは早くも2勝を挙げ好スタートをきりました。今シーズンも期待しましょう。

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