■MLB ロッキーズ4ー1フィリーズ(日本時間6日、クアーズ・フィールド)
オリオールズからロッキーズに移籍した菅野智之(36)が本拠地でのフィリーズ戦に今季2度目の先発、6回、78球を投げて、被安打4、奪三振5、四死球1、失点1(1本塁打)、丁寧なピッチングでフィリーズ打線に連打を許さず、最少失点に留めた。中継ぎ陣が無失点リレーで菅野は移籍後初勝利を手にした。
前回は4回2/3(72球)を投げて、2安打2四球、4奪三振の1失点、勝ち投手目前での降板となったが「自分の中では納得できるピッチングができたので良かった」と語った。本拠地のクアーズ・フィールド初登板、この球場は標高約1600mにあり、気圧が低いため空気抵抗が少なく、打球の飛距離がよく伸びるところから打者有利な球場と言われている。菅野は昨季、オリオールズで33本の本塁打を打たれている。
移籍後初勝利を狙う菅野、1回、1番・T.ターナー(32)にカウント1ー2と追い込むと、スプリットでショートゴロ、昨季、ナ・リーグ本塁打王の2番・K.シュワバー(33)に四球を許した。3番・B.ハーパー(33)には、一、二塁間に弾き返され、一塁手がダイビングキャッチも届かず、二塁手が回りこんでキャッチ、菅野もすぐに1塁ベースカバーに走る好判断、落ち着いたプレーを見せた。
その裏、2死から3番・M.モニアック(27)が今季1号のソロホームラン、菅野に先制点をプレゼント、さらに走者を1人置いて5番・T.J.ラムフィールド(25)が2号ツーラン、ロッキーズが1発攻勢で3対0とリードした。
点をもらった菅野は2回、1死から6番・A.ガルシア (33)にスイーパーが甘く入り、右中間へ今季2号のソロホームランを浴びた。その後もツーベースを許し、得点圏に走者を背負ったが、8番・R.マルシャン(27)をショートフライ、9番・J.クロフォード(22)をショートゴロと追加点を許さなかった。
フィリーズ打線が2巡目に入った3回はテンポよく2死を奪うと3番・ハーパーをストレートで空振り三振とここまで6球種を使って丁寧に抑え込んだ。4回には先頭の4番・ボームにフルカウントから外角高めのストレートがボールの判定、これにキャッチャーのH.グッドマン(26)がABSチャレンジ(自動ストライク、ボール判定システム)を要求すると判定が覆り、見逃し三振。続く5番・ストットには1塁線に弾き返されるが、1塁手が体を伸ばして捕球、菅野もしっかりベースカバーに走りアウトを奪った。
勝ち投手の権利がかかった5回、2死からセカンド内野安打を許すと、続く打者はライトフライに打ち取ったかに思えたが、打球と太陽が重なり捕球できずツーベース、2死二、三塁のピンチとなった。迎えるは2番・シュワバー、スイーパーをセンター方向へ弾き返されたがフェンス手前で失速、菅野は勝ち投手の権利を手にした。
その裏、ミスをしたモニアックがこの試合2本目となる2号ソロで追加点、菅野の好投を後押しした。6回のマウンドに上がった菅野は先頭の3番・ハーパーをスプリットで空振り三振、2死から5番・ストットをスイーパーで空振り三振と好投、菅野は6回、78球を投げて、被安打4、奪三振5、四死球1、失点1(1本塁打)、丁寧なピッチングでマウンドを中継ぎに託した。ロッキーズ中継ぎ陣が無失点リレーで菅野は移籍2試合目で新天地初勝利を手にした。
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