バレーボールの世界一を決める戦い“世界バレー”(タイ・バンコク)の準々決勝で3日、女子日本代表がオランダにフルセットの末勝利し、ベスト4進出を決めた。キャプテンの石川真佑(25)は激闘を振り返り「本当に踏ん張りどころだと思って、今まで最後に取りきれなかった分をしっかり取り切ろうと思って打ち込みました」と語った。日本は、2010年の銅メダル以来15年ぶりとなるメダルへ、準決勝(6日)で4日に行われるアメリカ対トルコの勝者と対戦する。

勝負どころで決めきり25得点を挙げたキャプテンの石川

Q.ナイスゲームでした。いかがでしたか。
石川選手:

まずは勝ててよかったです。

Q.もう本当に石川選手の笑顔本当に痺れました。いいところで点数もたくさん取ってもらって、本当にどんな思いで打たれましたか?
石川選手

:やっぱり苦しい試合の時こそ、本当に踏ん張りどころだと思って、今まで最後に取りきれなかった分をしっかり取り切ろうと思って打ち込みました。

Q.準決勝に向けて一言お願いします。
石川選手:

今日みたいな苦しい展開が続くと思うんですけど、本当にチーム全員でしっかり勝ちにいきたいと思います。

チーム最多の27得点、和田由紀子(23)

和田選手

Q.今日のゲームを振り返って
和田選手:

どんなときも本当にチーム全員で楽しんで、勝ちにこだわって、常に強くなることにフォーカスを向けてできた試合だったかなと思います。

Q.大活躍の27得点。どういう思いで打っていた?
和田選手:

苦しい場面で自分が1点を取り切って流れを変えたいなと思いますし、常にそのために、自分ができるアプローチは何なのかを考えて、打つことができました。

Q.サーブも非常にいいところでエースを取っていた。手応えは?
和田選手:

スタートはなかなかミスが多いこともあるんですけど、その中で修正しながら、勝負所ではしっかりエースを狙えるように、次の試合もしていきたいなと思いますし、サーブで日本の流れを持ってこられるようにしたいなと思います。

Q.準決勝の意気込み
和田選手:

前回の大会でメダルに届かなかったこともあるので、次の試合をしっかり勝ち切って、また自分たちの新しい力にできるような試合にしたいなと思います。

相手の強打に崩されながらも持前のオフェンス力を発揮した佐藤淑乃(23)

佐藤選手

Q.試合を振り返って
佐藤選手:

1セット目をとられてから自分たちのやりづらい展開になっていたんですけど、徐々に徐々に自分たちのリズムに変えていけたのが、勝因かなと思います。

Q.3セット目の気迫のこもったスパイク
佐藤選手:

1セット目、2セット目、自分のディフェンスの部分でミスが何回か出てしまって、悩みながらやってしまっていたんですけど、負けたら終わりでしたし、ディフェンスで上手くいかない分、オフェンスだけはチームに貢献したいなという思いで思い切り打っていました。

Q.切り替えられたポイントは
佐藤選手:

一回(ベンチに)下がって(試合を)見た時間に、冷静に相手をしっかり見られたのが良かったかなと思います。

Q.準決勝の意気込み
佐藤選手:

VNL(ネーションズリーグ)はここで負けてしまって、メダルを取れなかった悔しさがあるので次の試合、しっかり勝ちきってプレーしたいなと思います。

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